和道会全国空手道競技大会
8月17日(土)牛久運動公園体育館、18日(日)日本武道館において、第55回和道会全国空手道競技大会が開催されました。当部からも男女共に多くの部員が、選手として試合に臨みました。
男子個人戦では有級・有段共に、練習してきたことを活かした攻めが実戦の場でも見受けられ、それぞれの成長を感じる良い機会となりました。特に有級の部に出場した二年生部員は、果敢な攻めの姿勢を崩さず三回戦まで駒を進めました。
女子個人戦ではどの選手もレベルの高い選手との試合となり、苦戦を強いられました。それでも、日々の練習での学びや声援を糧にそれぞれが精一杯の試合をしました。今回の結果を負けのままで終わらせず、女子全体のレベルの底上げに活かしたいと思います。また、形においても女子部員一名が出場しました。一回戦で敗退を喫しましたが、普段以上に勢いのある堂々とした演武を行いました。
団体戦では、男子は一回戦 対 北海道科学大学でした。先鋒の勝利を皮切りに次鋒、中堅と勝利し二回戦へと繋ぐことが出来ました。二回戦は対 明治大学でした。相手のペースにのまれ厳しい戦いとなりましたが、中堅が引き分けに持ち込み流れを変えて、白熱した試合展開となりました。惜しくも敗退しましたが、実りある試合となりました。
女子は一回戦 対 東海大学でした。先鋒中堅共に勢いのある攻めを見せましたが、惜しくも敗退という結果になりました。しかし点を取れたり、旗が上がる場面も多く見受けられ一人一人の努力が団体としての成長に繋がっていると感じました。
今回の大会を通し、日々の稽古での積み重ねと気持ちを強く持ち続けることが大切だと改めて実感しました。9月には合宿も行われ、普段とは違った環境のなかでより濃い内容の稽古が行われます。体力的にも精神的にもきつい場面があるかもしれませんが、部員全員が一丸となり乗り越えていきます。そして、10月に控える関東学連に向けて1日1日の稽古を大切に、全力で行なっていきたいです。